MGC Specialty Chemicals Netherlands B.V.（MSCN）は2021年1月に日本の化学品メーカーである三菱ガス化学株式会社（MGC）からの出資により、オランダ、ロッテルダムに設立されました。
2021年9月、MGCはメタキシレンジアミン（MXDA）の製造、販売についてMSCNにライセンスし、ロッテルダム、ボトレック地区にMXDAプラントを建設することを決定、
翌月より新プラント建設プロジェクト（XA-1 Project）をスタートさせ、現在もボトレック地区の一角にてプラントを建設中です。
MXDAの需要伸長により2024年には需要が既存キャパシティを超える想定となったため、新プラントの建設を決定しました。
建設候補地の選定においては、北米、東南アジア、日本、欧州といくつもあがっていましたが、 MXDAの最大需要地が欧州であることや原材料調達などの観点から、ロッテルダムが選定されました。
この決定を受けて、2021年にXA-1 Projectが始動し、2024年の商業運転開始を予定しています。
三菱ガス化学グループは基礎化学品からファインケミカル、機能材料まで、独自性の高い製品を開発、生産、供給している化学品メーカーです。独自技術に立脚した特色と存在感ある化学企業として、常に新しい技術と価値の創造に挑み続け、日本を中心とした世界中の社会とともに成長してきました。
三菱ガス化学は2021年に50周年を迎えました。私たちは「社会と分かち合える価値の創造」をミッションに掲げ、化学に基づく幅広い価値の創造を通じた経済的価値と社会的価値の両立に取り組み、これからも持続可能な社会の実現に貢献していきます。
三菱ガス化学の詳細については、http://www.mgc.co.jpをご参照ください。
